海外の学校で授業を受ける

もしも、「海外留学へ行っていいよ」と許しが出たら、

早く行きたい気持ちと、上手くやっていけるかどうかの不安な気持ちが交差して

眠れなくなってしまうでしょう(笑)

 

それとも、ワクワクする気持ちが大きすぎて、心配は吹っ飛んでしまいますか?

 

いずれにせよ、多くの若者が海外留学を決意した時から見落としている現実があります。

それは、「授業内容は全部英語」だという事。

 

え?当たり前かって??

でも、授業内容を日本語で通訳してくれる人はいないし、

分からないままにしておくと、授業がつまらなくなり、

学校に行きたくなくなるかもしれませんよ。

 

今、あなたが日本の学校で勉強している授業科目全てを

外国人の先生が教壇に立って英語で解説したとしたら、

どのくらい理解できると思いますか?

要は、そういう事なのです。

 

例えば、高校生の時に1年間、海外へ体験留学に行くとします。

今在籍しているあなたの高校からは、必ず○○と××の科目を選択して単位を

取ってくるようになどと指示が出てくると思いますので、

帰国後の進路のためにも頑張って来ないといけません。

 

 

海外の高校は、日本の高校のように受身体制で

やり過ごせるものではありません。

自分で何の授業を受けるのか、選択して勉強するのです。

 

授業中も、先生から「○○さん、あなたの考えはどうですか?」

みたいな質問を受けたり、現地の学生と同じテストを受けたり。

 

欠席日数が多くて退学扱いになった人もいれば、

毎日の小テストの点が悪くて単位が取れなかった人もいます。

(問題文も当然英語なので、問題そのものが理解できない?)

意外と大変なんです。

 

もちろん、楽しい授業はあります。

例えば、ギターの授業を選択して、

日本に帰る頃には、曲が弾けるようになっていたり、

 

コンピューター・グラフィックスで絵が描けるようになっていたり、

難しそうな植物の構造を英語で図解して私達を驚かせたり・・・。

随分と逞しくなってきた高校生も沢山見てきました。

 

でも、決して忘れてはいけないのは、全部英語で理解していたという事。

 

出発前に猛勉強して行った子もいれば、殆ど何もしなかった子もいます。

その差は、留学中と帰国後に大きく影響します。

 

留学は、出発前の本人の準備と計画性が大切だと、

このサイト内で何度も書いていますが、

同じくらい、日本にいる時からの事前英語学習も大切なんですよ。

 

出発するまでに、基礎的な英語会話力は身に付けておきましょう。

 

 

 

というと、構文や単語を一生懸命始めてしまいます。

 

出発前までにすることは、ネイティブの音を聞き取る練習が

トッププライオリティなのです。

 

 

アカデミックな英語ではなく、通常のコミュニケーションに使う

会話英語です。

 

2語3語の簡単なものなのですが、一番苦しむのは、

会話は瞬間的に反射的に

でないとコミュニケーションは成り立たない事です。

 

『学校では教えてくれないこと』

・・・聞けるようになって初めて話せるようになるというごく当たり前の事実です。

 

 

全ては、あなたが留学した時に、少しでも困らないようにする為の

私からの辛口アドバイスです。

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