若者たちに英語を教えています。

英文法は詳しくないし、発音もめちゃくちゃな私が、

若者たちに英語を教えています。

 

正確に言うと、英語を話せるようになると世界が広がって楽しいよ!

という事を教えています。

 

全ては、私自身の体験談や失敗談から始まります。

 

話したいこと、伝えたいことは沢山あるのに、

英語でどうやって伝えたら良いのか分からない・・・。

間違ったら相手に迷惑を掛けてしまう・・・。

 

そんな風に頭で色々と考えながら躊躇していた私に

とあるおばあちゃん(オーストラリア人)が突然こんな事を言って来ました。

 

「I'm 80 years young!! Hahaha!!」

(「私は80歳の若者よ!ははは~(笑)」 と訳しておきます。)

 

英語で年齢を言う時には、

「I'm ○○ years old.」と言うのが正しいと教えられてきた私にとって

このおばあちゃんが何を言っているのか瞬時に分かりませんでした。

もちろん、「なんでこの人笑っているんだろう?」と思っていました。

 

80歳は事実「お年寄り」の年齢ですが、

80 years oldじゃなくて80 years youngと表現しているところに

日本語で言うところのダジャレ的センスが入っているんですね(笑)

 

このおばあちゃん、私が今まで学校の先生から教えてもらえなかった

「生きた英語の表現」を沢山教えてくれました。

 

これまで何度となく海外に出向きましたが、

現地で出会った人々に英会話で、もどかしい思いをさせてしまいました。

でも、みんな口を揃えてこう言います。

 

「間違ってもいいんだよ。」

 

間違うと「×」を付けられて点数が下がるという教育を受けてきた私にとって

この言葉が救いの手だったのです。

 

勇気を出して一生懸命伝えようとすると、相手は分かろうとしてくれます。

そして「そういう時はこう言ったらいいよ!」と

正しい表現を教えてくれます。

 

間違うことが怖くなくなった私は、それから沢山の人と話すようになりました。

今でも良い友達として、多くの外国人と交流が続いています。

 

 

「間違ってもいいんだよ。」

 

そう言って、私は若者たちに英語の楽しさを教えています。

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