ちょっとした「気付き」が行動を変える!

振り返ってみると、30年以上も英語に悩まされてきました。

 

学生時代は良い成績を修めるために、面白くない単語や文法を勉強しました。

 

社会人になると、外国人が話す英語が全く聞き取れない。

自分の言いたい事も満足に言えない。

 

学生時代、あんなに苦労して勉強したのに、なぜ?

と、悔しい思いをする事が多かったのです。

 

私の場合は、仕事で英語を使う機会があったので簡単に諦める訳にはいかず、

高価な教材を買ってみたり、英会話教室に行ったりしていました。

 

結局、独学では長続きせずに、中断してはまた必要に迫られて再開する始末。

それが何十年も続いたのです。

 

英単語を出来るだけ沢山覚えておけば、実際会話する時に役立つだろうという

間違った学習方法も加わり、教材や教室に費やしたお金は、200万円はくだらないと思います。

学習に充てた時間数と労力は計り知れません。

 

 

おそらく、今この記事を見て下さっている皆さんも

同じような経験をしていると思います。

 

ところがある日、ふと思ったのです。

英語は日本語と同じ「言葉」だ!と。

 

日本人が日本語を話す為に、教材を買ったり会話教室に通ったりしませんよね。

両親を始め、周囲の大人が話す日本語を耳で聞いて真似して会得したはずです。

 

もっと言えば、自転車に乗れるようになる為に、

乗り方のコツなどを書いた本を買って勉強した人なんていませんよね。

(そもそも、そんな本ってあるの?笑)

何度も転んで傷だらけになりながら、感覚やバランスを会得したはずです。

 

英語も、所詮は言葉なのだから、いつまでも恥かしがって話さなければ

上達する訳がないんです。

 

皆さんは既に気付いていましたか? 

私は、こんな単純な事実に気付くのに10数年かかりました。

 

自転車の練習をするのに転ぶのが怖くて、

地面から足を上げられないのです。

 

足をペダルにかけようとすると、転ぶかもしれません。

 

でも足をペダルにかけない限り、練習にはならないのです。

 

 

足を地面に着けたまま、自転車に腰かけて

 

『自転車にうまく乗れるようになる方法』という本を一生懸命読んでいる!

 

 

まさに私が、英語をしゃべる恐怖心から抜け出るまでの20数年間の

 

歴史でした。

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